バリー・マクガイアが発表した「明日なき世界(Eve of Destruction)」は、1965年9月25日にシングル・レコードが全米チャートの1位になった。 曲を書いたのはP.F.スローンという10代の若者で、早くから卓越した作詞・作曲のセンスを買われて、大手の音楽出版社と契約してソングライター兼スタジオ・ミュージシャンとして働いていた。 ボブ・ディランの「ライク・ア・ローリング・ストーン」がプロテスト・ソングとして評判になっていたことから、スローンにそうした傾向の曲を書くように発注したのは、ダンヒルを設立したプロデューサーのルー・アドラーである。 19歳になったスローンが「明日なき世界」を書いた1965年は、アメリカが北ベトナムへで空爆を開始した年だった。スローンはベトナム戦争の泥沼にはまっていた当時のアメリカにおける、国内と国外の災いについて3分弱の曲に詰め込んで、核戦争が起こった後
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