アップルは3月5日の深夜、日本向けに「iBookstore」をオープンし、電子書籍の販売を開始した。合わせて無料でダウンロードできるiOS用電子書籍リーダーアプリ「iBooks」のバージョン3.1を公開した。 現在は、アプリはもちろん、iTunes上にも「ブック」カテゴリが登場し、PCやMacからも購入できるようになっている。先行してきた音楽配信サービスやアプリなどと同様に、共通の「Apple ID」を使用して決済ができるのもアップルの強みの一つだ。 また、「iCloud」を経由して、購入した本や途中まで読んだブックマークなどを複数の端末で同期できる。通勤ではiPhoneで読み、自宅ではiPadの大画面で読む──といったことも手軽にできる。 なお、アップルから正式にプレスリリースが出たのは3月6日の午前9時半で、同日の未明までサイトが順次更新されていたようだ。もし正式オープン前の深夜にスト