撮影禁止の中、隠し撮りした山下俊一・福島県立医科大学副学長。写真左端。=19日午後、新宿。写真:筆者撮影= 福島県立医大副学長の山下俊一氏が今日、都内の医療セミナーで講演した。 会場の前方には数十人の市民が陣取っていた。「日本のメンゲレ」などと称される山下氏の講演とあってか、開場前のアナウンスが異例だった。「不規則発言、ゼッケン、のぼりの禁止。録音、写真・動画撮影を行わないよう」にと念を押すありさまだった。 「放射線災害医療と健康リスク管理」という題で始まった講演は、放射線に関する一般知識から始まり、世界の放射線防護基準の成り立ちを説明、チェルノブイリと福島を比較するという筋立てだ。 長崎大学を卒業した山下氏は、冒頭、壊滅的被害を受けた母校の原爆投下直後の写真をスクリーンにアップさせ、長崎の被爆状況から語り始めた。「長崎市民23万人のうち、7万人が被爆で亡くなり、7万人が生存被爆者としてデ
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