8月29日、スズキの鈴木会長は、軽自動車税の増税案は「弱いものいじめ」と指摘。写真は昨年11月、都内で撮影(2013年 ロイター/Yuriko Nakao) [東京 29日 ロイター] - スズキ<7269.T>の鈴木修会長は29日、自動車取得税の廃止に伴う代替財源として軽自動車税を増税するとの議論が浮上していることについて、「弱いものいじめと感じる」と語った。 ロイター特集:自動車産業の未来 都内で開いた新車発表会で記者の質問に答えた。 鈴木会長は「こういう考え方がまかり通るということになると、残念というより、悲しいという表現が合っている」と述べた。軽自動車の購入者には年収1500万円以上の人はほとんどおらず、比較的、所得の少ない人が生活したり商売したりするために買っていると指摘。軽自動車の部品メーカーの雇用や仕事量にも影響が出る可能性があるとの認識も示した。 消費税の増税については