7月30日、中国は長年、輸出主導で奇跡的な経済成長を実現した日本を見習い、本家をしのぐまでになったが、今度は日本が20年経過してようやく覚醒に努めている経済的な昏睡状態と同じ局面に突入する危険があるように見える。2008年7月、台北で撮影した人民元紙幣(2013年 ロイター/Pichi Chuang) [香港 30日 ロイター] - 中国は長年、輸出主導で奇跡的な経済成長を実現した日本を見習い、本家をしのぐまでになったが、今度は日本が20年経過してようやく覚醒に努めている経済的な昏睡状態と同じ局面に突入する危険があるように見える。 中国が脱皮に苦労しているのは、銀行貸し出しを支えにした投資と輸出に依存した成長モデル。このためエコノミストによると経済の不均衡が是正されず、不動産に過剰な投資が行われ、鉱業から電子機器、自動車、繊維に至るまでの産業は急速にコスト面の優位を失いつつある。賃金は上