この話は現在ではいわば話の枕となっている。 『家紋を探る』ではこの話をベースに新たに分かったことを書いている。 是非一度読んで頂ければ幸いである。 第一話 「花輪違」 「紋帖による紋の違い」という参考本を購入した時の話である。 その本を注文し、届けにみえたのはこの書を制作した家紋関連業者の役員さんだった。制作時の苦労話をして下さったり、またこちらの質問にも答えて頂き、本当に感謝している。 色々な家紋間違いの話を聞かせて下さった中でこのような問題があった。 紋帖「紋の志をり」のP155に「七宝花菱(しっぽうはなびし:画像2)」があり、これと同じ形のものがP51に「花輪違(はなわ、ちがい)」で掲載されているのだという。 「このP51の方は間違いだから全く無視して下さい。この紋帖は明治から版が変わっていないので訂正されないままなんです。」 早速ページを捲ってみると、「なるほど。これは場違いだ」と
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