ブックマーク / www.lovepiececlub.com (3)

  • LOVE PIECE CLUB - 田房永子 - 火野正平と聖人

    何気なくテレビを見ていたら、笑福亭鶴瓶の対談番組「巷の噺」がやっていた。ゲストは火野正平。その時まで、女と次から次へと付き合う男を「平成の火野正平」と揶揄するフレーズでしか知らなかった。だけどこの番組を見て衝撃を受けた。 「巷の噺」は、一般人の街頭インタビューVTRを見た鶴瓶とゲストがただ思い浮かんだことを適当に喋る、という当に気の抜けた番組だ(なんだか分かんないけどそれが面白い)。 VTRに、道ばたでスタッフが適当に声をかけた女性3人組が出てきた。3人は同級生で54歳。ひとりはスマートな美人、ひとりはメガネをかけた「男に縁が無い」という人、ひとりは雪だるま体型のパサパサ茶髪の人だった。 VTRが終わって鶴瓶が「正平さんはこの3人だと、どの人がいいの」みたいなくだらない質問をした。火野正平は渋いしゃがれた声で、雪だるま体型の人を選んだのだった。会場のスタッフがドッと笑う。つまり一般的には

    LOVE PIECE CLUB - 田房永子 - 火野正平と聖人
    sextremely
    sextremely 2015/08/29
    火野正平の自転車旅見てると、女の人が好きってのと同じくらい女の人から好かれてるってのがよくわかる。
  • LOVE PIECE CLUB - 田房永子 - 「マッドマックス 怒りのデスロード」には中年のオバチャンが出てこない

    「『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は、フェミニズムの専門家に取材して作った映画らしい」と友人から聞いて、期待して映画館に来ていた私は、フュリオサの運転するウォータンクには当然いろんな世代の女がごちゃ混ぜに入ってると思っていた。女のひとりが「息が出来ないの」とフュリオサに助けを求めて車の床から顔を出した時も、「あの砦にいたすべての女がたくさん入ってるんだから、酸素も薄くなるだろうなあ」と思った。フュリオサはカッコよすぎてとてもじゃないけど自己投影できない。タンクの中にはきっと、ズングリムックリの女や東洋人っぽいメガネの女がいるはずだから、そいつに感情移入してスカッとしよう、という腹づもりだった。 しかしタンクの中にいた女たちは、たったの5人・・・・・・。 しかも白い羽衣みたいな布を身につけた女神のような美女だけ。ハイハイハイって感じだった。私の「マッドマックス 怒りのデス・ロード」は一

    LOVE PIECE CLUB - 田房永子 - 「マッドマックス 怒りのデスロード」には中年のオバチャンが出てこない
    sextremely
    sextremely 2015/08/05
    向いてないこともあるよって思う。
  • LOVE PIECE CLUB - 田房永子 - 子供の将来が勝手に浮かぶ問題

    小学生のころから、母は私に、ことあるごとに「服を自分でリメイクしてみなさいよ」的なことを言った。既存のやバッグに自分でビーズやリボンをつけて可愛くしている子がいるとずーっとその子の話をしてきたり、褒めたりした。私は手芸など一切興味ないし得意でもないし好きでもないので、興奮気味に話されてもただボンヤリするしかなかった。その割に母は、裁縫の楽しさを教えてくるわけでもなく、「裁縫の道へ進め」とハッキリと宣告するわけでもない。「あくまで自発的に私が裁縫をすることを待っている」「裁縫が得意じゃない私を母は残念がっている」ということばかりが伝わってきて、意味が分からなかった。母は私に「デザイナーのようなもの」になってほしがってたんだ、と気づいたのは、最近だ。 微塵も脈略がないところに希望を持ったり惜しがったりするのは、滑稽なことである、と私は母の言動に対し、未だに冷ややかな気持ちになる。 それは自分

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    sextremely
    sextremely 2014/08/05
    なんとなくうちの母親の思惑通りにならなくてよかった気はする。
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