「キルラキル」、鳥羽洋典プロデューサーのインタビュー後編です。(前編はこちら) 映像制作からスタジオジブリ、そしてアニプレックスへ ───もともとアニメが好きでプロデューサーを目指したのでしょうか? 鳥羽 もともと、アニメに限らず映像全体がすごく好きなので、そういった制作にたずさわりたいと考えていて、大学を出てからCMやミュージッククリップを作る会社に入社しました。 そこでクオークのCMや平井堅さんのミュージッククリップなどの制作アシスタントをやっていて。その後、縁があってスタジオジブリに入社したんです。『猫の恩返し』の制作進行をやった後、『ハウルの動く城』で演出助手として宮崎駿さんの下に付きました。そして『ハウル』の制作が終わった後にジブリを辞めて、アニプレックスに入りました。 ───スタジオジブリに入ったきっかけって何ですか? 鳥羽 アニメの業界って入り方が分からなかったんです。でもC