さすが毒舌の映画評論家ロジャー・イーバートは厳しいですな。 今となっては不動の名作と言われるような映画でも、その公開当時は色々な評価をされたもの。もちろん、映画の受け止め方は人それぞれなので、公開当時は大勢に愛される作品ではなかったのかもしれません。 しかしなかには、「それにしても当時批評した人は、今でもこの作品をこういう風に捉えているんだろうか?」と疑問に思うほど酷評された名作映画もあります。 今回はそういった、公開当時ボロクソに評価された名作映画11本をお届けします。 「ファイトクラブ」 こちらはJoBlo Movie Trailersがアップした予告編。 本作は皮肉とアクションを挟んだ回顧録を直感的でハードエッジにまとめた作品だ。1幕の姿勢を最後まで貫けば名作になっただろう。しかし2幕でつけこみ、3幕でペテンに掛けている。フィンチャー監督が考えたメッセージは、ほとんどの観客に伝わって