セッション HTTPでは、WebブラウザとWebサーバが次のようにして通信します。 WebブラウザとWebサーバが接続される Webブラウザが要求を出す Webサーバが応答を返す 接続を切断する この一連の流れを「セッション」と言います。あるセッションと別のセッションとは、基本的には無関係です。 ところが、これでは困る場合があります。例えば、インターネット上のショッピングサイトで、「商品Aを購入」というボタンをクリックしたとします。これをセッションAとしましょう。続けて、「商品Bを購入」というボタンをクリックしたとします。これをセッションBとしましょう。このユーザは商品Aと商品Bを購入したいわけですね。しかし、Webサーバにとっては、セッションAとセッションBは無関係です。つまり、「商品Aを購入」ボタンを押したユーザと「商品Bを購入」ボタンを押したユーザとは無関係ということになります。これ