国内で接種が進む新型コロナのワクチンは変異ウイルスにどこまで有効なのか。 横浜市立大学の研究グループがワクチンを2回接種した100人余りについて分析したところ、およそ9割の人は変異株に対して効果が期待できる抗体が体内に作られていたという研究結果をまとめました。 新型コロナウイルスは次々と変異を繰り返し、ワクチンが効きにくくなる可能性が指摘されている変異ウイルスも出てきています。 このため、横浜市立大学の研究グループは、国内で接種されているワクチン(ファイザー製)が変異ウイルスにどこまで有効なのかを調べる研究を実施しました。 ことし3月から4月にかけてワクチンを2回接種した医療従事者105人を対象に、血液を採取して、変異ウイルスへの感染を防ぐ働きのある「中和抗体」が、どこまで作られているかを調べました。 分析の結果、全体の89%の人はイギリスや南アフリカ、それにブラジルなどで合わせて合わせて
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