新型コロナウイルス感染の第2波を迎えている南アフリカで、イギリスとは別の変異種が確認されていることを受け、スイスやドイツなどは南アフリカからの航空便を停止しました。 スイス政府は21日、「イギリスと南アフリカで感染力の強い変異種が拡大していることに対応するため新たな対策をとる」として、両国からの入国を停止し、14日以降に入国した人たちについては10日間の隔離を義務付けました。20日にはドイツやトルコも南アフリカからの航空便を停止しています。 南アフリカ政府は18日、新型コロナウイルスの新たな変異種が確認されたと発表、感染力が以前のものより強いと推定しています。ただイギリスで確認されたものとは違う変異の仕方をしているということです。南アフリカでは先月下旬から新規感染確認件数が急増し、第2波を迎えていて、新たな変異種が影響していると見られています。