世の中の様々なシステムは、"グラフ"で表現することが可能だ。例えば、SNSにおける人の繋がりは、人を点(ノード)、人との関係を線(リンク)として、グラフが描ける。同様に、交通網、インターネット、プログラムのソースコード、脳内の神経回路なども、ノードとリンクでグラフとして表現することが出来る。 システムをグラフとして表現することで、グラフ理論の観点からシステムを解析・分析することが可能となる。その結果、何らかの新しい知見が得られる可能性がある。例えば、人の繋がりでは、最も発言力のある人間を、定量的に示すことが出来るし、交通網では渋滞などを迂回しつつ最短な経路を計算することも可能となる。 システムをグラフとして表現し、解析するためのプログラミングライブラリに、igraphがある。igraphは、2006年から開発・公開されている、C/Python/R用のグラフライブラリであり、現在、ハーバード
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