英Economist Groupのビジネス情報部門、Economist Intelligence Unit(EIU)は7月11日、他国と競合、生き残るために必要なサポートが、情報技術分野において提供されているかどうかを示す「IT産業競争力指標(IT industry competitiveness index)」によるランキングを発表。上位5カ国には、米国、日本、韓国、英国、オーストラリアが入った。 同指標は、スキルの充分な供給、技術革新を推進するカルチャー、ワールドクラスの技術インフラ、堅固な法体制、バランスの取れた政府支援、競争を支援するビジネス環境などの要因を考慮したもの。上位にランク入りした国は、これら条件を満たし、IT産業は優れた業績を発揮している。また上位22カ国のうち4カ国を除く18カ国は、いずれもIT労働生産性が高い国でもある。 インドと中国は豊富な労働力、低賃金、英語を話