前回のラブライブ! 「光あれ。」 神は6日かけて天地を創造し、人が生まれた。 そして今、大地の恵みである穂乃果、大空を舞うことり、そして母なる海未。 天地をその名に抱きし三人が、全ての救いとなるべく立ち上がる。 けれど、彼女らはただの人だった。 どうしようもなく無力で未熟な少女でしかなかった。 それでも、やると決めた。戦うと決めた。救うと決めた。 「私、やっぱりやる! やるったらやる!!!」 その意思こそが、世界という堅牢な壁に突き立てる牙。 世界を救うために世界への反逆を選んだ彼女らは、その瞬間から女神を目指す道へと足を踏み入れたのだ。 ただ真っ直ぐに突き進む、その方向も目標も正しいのかはわからぬまま―――。 西暦2013年1月16日 午前0:00。 あの聖戦から1週間。また、約束の刻が来た。 わずか30秒。 そう、わずか30秒なのだ。 先週の繰り返し。新しい情報は何も無いつぎはぎの30