オペアンプとは オーディオプロセッサーで処理されたままの状態の音声信号は、非常に微弱でそのままではスピーカーやヘッドフォンで聴くことが難しく、また、わずか数メートルのケーブルを通るだけでも信号が判別できないレベルまで弱くなってしまったり外来ノイズに埋もれてしまったりします。 そんな微弱な信号を、再生に最適な信号の強さまで増幅してくれるのが「オペアンプ」です。 ここで重要になってくるのが、オペアンプが『アナログ演算回路』だという点です。 デジタルであれば、基本的にどの演算回路で何万回計算しても結果は同じです。 メーカーや製造年の全く違うPCを数百台集めて同じ計算をさせても、答えは全て同じになる、と言えば分かりやすいかと思います。 対して、アナログ演算のオペアンプは、内部の回路設計や、様々な外的要因(温度や電圧など)によって演算結果に誤差が生じます。 これが、オペアンプを換えることで「音質が変