裁判員裁判を法曹三者説明 市民向け、40人参加 2009年11月7日 10:17 カテゴリー:九州 > 福岡 裁判員裁判を広くPRする市民向けの説明会がこのほど、福岡地裁であり、大学生から高齢者まで約40人が参加。法曹三者に熱心に質問した。 福岡地裁、福岡地検、県弁護士会が共同主催。九州初の裁判員裁判として9月に同地裁であった覚せい剤密輸事件の審理を担当した裁判官、検事、弁護士が出席した。 参加者は「法律の素人が人を裁いていいのか不安」「もし冤罪(えんざい)が起きればとても責任を負えない」などと意見や質問をぶつけ、裁判官は「皆さんの常識に照らした意見を自信を持ってぶつけてほしい」と答えた。 福岡地裁の吉崎佳弥裁判官は「裁判員裁判は緒に就いたばかり。今後も法曹三者が協力して分かりやすい審理を目指していきたい」と話した。=2009/11/07付 西日本新聞朝刊=