前回、「福島第一原発」 原発事故後「初」となった大学生との視察で見えた課題と希望」と題して、お連れした立場からの記事をお届けしました。 福島第一原発事故後の社会を担っていく世代はどのように感じたか、11月19日に、実際に視察され大学生の方の感想をご紹介します。 視察したルート今回視察では、働く方々と同じように入退域管理施設と呼ばれる建物で防護装備を整え、入退域管理施設→多核種除去設備→汚染水タンク群エリア→1~4号機原子炉建屋周り→5,6号機原子炉建屋周り→港湾廻り→免震重要棟→入退域管理施設の順に、バス車内より視察しました。外観にはなりますが、構内のほぼ全域を視た形になります。 視察した大学生の感想視察する前にどのようなイメージを持っているかを伺いました。全員に共通していたのは分からないにつきます。その分からないは廃炉の進捗状況だけでなく、そこに関わる人も含まれていたことが感想から伺うこ