映画を撮ろう、という人の中には「撮りたいシーン」のために全体をでっちあげるタイプの人がいるそうで、おそらくはそういう風に撮られたのがこちらのショートムービー「Fist of Jesus(訳:イエスの拳)」。原題から分かる通り「ドラゴン 怒りの鉄拳」を盛大にオマージュしつつ、イエス・キリストがナザレの民とローマ兵とカウボーイのゾンビ軍団を相手に大立ち回りを行います。 制作はスペインのDavid Munoz & Adrian Cardonaを中心としたチーム。この短編は「Once Upon a Time in Jerusalem(ワンス・アポン・ア・タイム・イン・エルサレム)」というこちらもカンフー映画賛歌っぽく、しかも罰当たりなタイトルの長編映画への出資を募るもの。「ヨーロッパはキリスト教徒が多い」というステレオタイプな先入観にかなり疑問を抱いてしまうような作りになっています。 村のはずれで
![イエスが出て殺す!キリストがゾンビ軍団を殲滅するアクション映画「Fist of Jesus」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/706adecbaa2134c3a7217919e2b1ef2047101a66/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fdnaimg.com%2F2013%2F02%2F23%2Ffist-of-jesus-help-us-m9t%2Ftitle.jpg)