朝起きてシャワーを浴びながら、録画したニュース番組を見る。仕事へ向かう車内で、新聞を読み、メールをチェックし、ツイッターも。テレビ局に入れば、メークしながら映画を見たり、ラジオを聞いたり。 お笑い芸人、劇団ひとりさん(34)の生活で、1台のスマートフォン(スマホ)が、こんなにたくさんの場面で活躍している。 「一番助かっているのはスケジュール管理」だそうだ。予定時間が変わることも多い仕事だが、マネジャーとネットを通じてカレンダーを共有。変更があると、自動的にスマホのデータが同期して変わる。 このカレンダーは、妻でタレントの大沢あかねさんのスマホでも見られる。「ぼくにいちいち確認しなくても仕事の時間や休日がわかる。スケジュールを全部知られるデメリットもあるんですが」と笑う。 どこにでも持ち歩けるパソコンと言える、スマホの普及はめざましい。ひとりさんのように賢く使えば、我々の生活はより便利になる