アメリカのファイザーは新型コロナワクチンを3回接種することで、デルタ株に対する中和抗体の量が2回の接種に比べて、最大で100倍になるという想定を発表しました。 ファイザーは28日、今年のワクチンの売上高予想を335億ドル、約3兆7000億円と従来の260億ドルの予想から大幅に上方修正しました。 また、3回目の追加接種でデルタ株に対する中和抗体の量が2回接種した後に比べて、最大で100倍になるという想定を明らかにしました。 来月にも追加接種について、当局に緊急使用の承認を申請する見通しです。
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アメリカのファイザーは新型コロナワクチンを3回接種することで、デルタ株に対する中和抗体の量が2回の接種に比べて、最大で100倍になるという想定を発表しました。 ファイザーは28日、今年のワクチンの売上高予想を335億ドル、約3兆7000億円と従来の260億ドルの予想から大幅に上方修正しました。 また、3回目の追加接種でデルタ株に対する中和抗体の量が2回接種した後に比べて、最大で100倍になるという想定を明らかにしました。 来月にも追加接種について、当局に緊急使用の承認を申請する見通しです。
今、新型コロナウイルスの感染拡大の中心となっている南米で確認された新たな変異株「ラムダ型」について、専門家はワクチンが効きにくい可能性を指摘しています。 WHO(世界保健機関)は14日、「注目すべき変異株」に南米で拡大しているラムダ型を追加しました。 ラムダ型は去年8月にペルーで初めて確認され、最近のペルーの感染の81%を占め、アルゼンチンやチリでも30%以上を占めているということです。 ニューヨーク大学・多田卓哉博士研究員:「(ラムダ型は)490番目のまったく違う新しいところに変異が入っている。3倍から4倍、ないしは5倍くらいワクチンの有効性が下がるのではないか」 多田研究員によりますと、ラムダ型にはこれまでにない変異が細胞との接続部分にあり、既存のワクチンの効果が弱くなる可能性があるということです。
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