外国人旅行者の増加が続く中、空港での入国審査の迅速化とセキュリティーの強化を目指し、最新の顔認証システムを使って自動で本人確認を行えるゲートの運用が、来週から成田空港で始まることになりました。 新たなゲートは、最新の顔認証システムを使ってパスポートに記録されている顔写真のデータと利用者の顔の画像を照合して、同一人物と判断した場合、自動でゲートが開く仕組みです。 成田空港の入国審査は、これまでゲートごとに職員1人が配置されていましたが、今後は職員1人で6台のゲートまで対応が可能になるということです。 入国管理局は、当面新しいゲートを日本人の入国審査に使い、その分の職員を増加が続く外国人旅行者の審査に回すことで、審査の迅速化とセキュリティーの強化を両立させたいとしています。 入国管理局成田空港支局の丸岡敬次長は「最新技術によって混雑している審査場の光景を変えていきたい」と話していました。 同様