「機」というものは、熟する時を待っているかのようだ。 そして何かのきっかけで実現する。 薪を焚いて吹きガラスをやるなんて、冗談話で笑うレベルで、実現させようなどとは全然思っていなかった。 アフガニスタンのヘラートという町で、ターバンを巻いた痩せた髭親父が、 短い棒の先にガラスを巻き取り、吹きガラスのような事をしていて…. その横で、女の子が、薪を窯にくべている…のを、NHKのテレビで見たおぼろげな記憶や、 私の好きなレーマー杯が、森を一山潰して作られたほど、貴重なガラス製品だった事など、 知識としては、薪で吹きガラスをやってやれん事もないだろう、 ただし、膨大な手間がかかる・・・ 一人じゃムリ。 と、思っていた。 だが何だか今年から、薪を焚く機会がやたらと増えた。 借りている山の家での、煮炊き、風呂、暖房はすべて薪である。 なので薪がいくらあっても足りない。 そこで、ロケットストーブという
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