ブラジルのジョアン・ブラス・デ・アビス枢機卿(2014年12月16日撮影)。(c)ALBERTO PIZZOLI / AFP 【2月1日 AFP】カトリック教会から「見捨てられた」後、売春に従事するなどして生き延びた元修道女たちが、バチカンにある施設で1年以上にわたり保護されていることが分かった。ブラジルのジョアン・ブラス・デ・アビス(Joao Braz de Aviz)枢機卿が、バチカンの月刊誌「女性と教会と世界(Women, Church, World)」2月号に掲載されたインタビューで明らかにした。 先月23日に公開された新刊見本誌で同枢機卿は、バチカン市内の非公開の場所に避難施設が存在することを認めた。 同枢機卿は、教会における女性の役割について幅広く取り上げたインタビューで、この施設の存在が、女子修道院から追い出され、行く当てを失ってしまうといった教会内部での虐待を矯正しようとす