こんにちは、暮らしの畑屋そーやんです。春先に畑や道端でよく見る雑草の一つにカラスノエンドウという雑草があります。このカラスノエンドウ、畑に生えていたら、根ごと抜いて捨てていませんか? それはもったいないです! このカラスノエンドウの自然界における役割について知っていると、畑づくりに役立つ雑草として、見る目が変わります。ぜひ今回の記事を参考にしていただき、カラスノエンドウを活用して畑づくりに生かしてみてください。 カラスノエンドウとはどんな雑草? カラスノエンドウはマメ科ソラマメ属の一年生雑草で、成長すると60〜90センチほどの大きさまでになることがあります。標準和名はヤハズエンドウで、学術的にはこちらで統一されているようです。日本では本州以南でよく見られ、畑や道端、空き地などでもよく見られます。基本的には秋に芽が出て、小さい状態で越冬したのち、春に大きく成長して赤紫色の奇麗な花を咲かせます