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ブックマーク / www.nuketext.org (2)

  • よくわかる原子力 - 高レベル放射性廃棄物 ートイレなきマンション

    原子力発電所を「トイレのないマンション」ということがありますが、それはどういうことでしょうか? 日の火力発電所では、石油、石炭、天然ガスなどが燃料として使われてきました。これらの燃料を燃やすと、燃料中の炭素が空気中の酸素と結びついて(酸化)、二酸化炭素ができます。では、原子力発電所のウランが「燃える」と何ができるのでしょうか。 「ウランを燃やす」という表現は、「ウランを空気中で酸化させる」ことではなく「ウランを核分裂させる」ことを表しています。ウラン235の原子核が分裂して別の2つの原子核になるときには、大量の熱が出ます。 この大量の熱が出るという点が、酸化である普通の燃焼と同じなので、燃焼とは全く違う反応である核分裂を「ウランを燃やす」と言ったり、ウランのペレットが詰まった棒を「燃料棒」と言ったりします。原子炉から取り出された燃料棒(使用済み燃料)は、いわば燃えかすです。 これの始末の

  • よくわかる原子力

    原子力教育を考える会 原子力には、多くの人達がその安全性について漠然とした不安を抱いています。知らないことが不安の原因だとして、政府は莫大な予算を組み、原子力教育を推進しています。 学校では「総合的な学習の時間」の中に「エネルギー・環境教育」を取り込み原子力発電について教える学校も増えてきました(最新トピックス参照)。その時間に向けて多くの教材が、無料で広く配布されています。これらの教材で共通していることは、不安を解消することに主眼がおかれているために、原子力の持つ根的な問題点についての充分な記述がなされていないということです。 さらに「総合的な学習の時間」では、自分で調べる学習が望まれていますが、調査対象として紹介されているのは、東京電力のPR館、原子力発電所、電力会社のホームページが圧倒的多数を占めています。これまでの、そしてこれからの原子力政策の負債を引き継がねばならない次代を担う

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