今回の前原誠司さんはどうだ。やりきった しかし、今回の前原誠司さんはどうだ。やりきった。もうこれだけで、見てきた甲斐があったというか、結果がどうであれこの人すごいなという印象だけが残るわけですよ。お世辞でもなく、皮肉でもない。少なくとも、リベラルを標榜する人たちや、いまさら看板の掛け替えもむつかしいような大物とはきちんと決別して、多くの議員を連れて筋道は作った。 その先が、でっかい落とし穴だったかもしれませんけど。たぶんね、相応の議席は取るんです。小池百合子女史が国政に出るのか出ないのかは分かりませんが、民進党出身議員は支援団体も地方組織も頑張って、相応の勝負にはなるのでしょう。何十人かは議席を守り、何十人かは永田町を去る結果になっても、改憲勢力としての希望の党は太く残る。それなら、自民と維新の会、そして希望の党とで、長年の悲願であった改憲に向けて日本政治の駒を進めるのかもしれません。 巷