貨車に積載されたロシア軍の車両。車幅ぴったりと平台貨車に収まっているのが分かる(画像:ロシア国防省)。 2021年12月現在、ロシア―ウクライナ国境にロシア軍10万人以上が集結しているといわれ、緊張が高まっています。具体的には約100個大隊戦術グループ(BTG:ロシア軍の戦闘編成単位)の規模で、戦車が約1000両とされます。SNSには戦車や装甲車、砲兵だけでなく、補給部隊や工兵隊も鉄道輸送される動画が投稿され、雪解けが始まる春の前にいよいよ侵攻か、などといった見方もあるようです。 ウクライナのヤバさ際立つ ロシア周辺の広軌路線網 またポーランドもロシアと密接な関係のべラルーシと国境を接し、ロシアから軍事的圧力を受けており、アメリカからM1「エイブラムス」戦車を購入し、自国内でNATOの演習を行い、緊張感を高めています。 戦車大国ロシアの戦車群は確かに怖いのですが、ウクライナとポーランドでは