ロシアのウクライナ侵攻で、国際的な評価を最も下げた国がロシア自身なことは間違いない。では2位はどの国か……と考えるとドイツの名前が浮上してくる。 侵攻が始まった2日後にウクライナに5000個のヘルメットを送ると発表して「失望した」「ひどい裏切り」と非難されたかと思えば、ゼレンスキー大統領はドイツ下院で「あなた方はまたしても『壁』の向こう側にいる」とお叱りの演説。さらにはドイツのシュタインマイヤー大統領のキーウ訪問が、ウクライナ側から“断られる”事態まで発生した。 マライ・メントラインさん 本人提供 「職業はドイツ人」と名乗りドイツの公共放送の日本地域プロデューサーであり、ミステリーや日本アニメを愛するオタクでもあるマライ・メントラインさん。4月に2年半ぶりにドイツで2週間過ごす中で、日本とドイツではウクライナ侵攻への態度に大きな温度差があることに気がついたという。 ドイツはなぜ叱られ続けて
![ドイツが80年育てた「ナチス土下座戦略」が終わる? ウクライナ戦争で“敗戦国”が失いつつあるものとは:時事ドットコム](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/cc4732253b8b0f1abdb4ac489e8e02fa7c39cf5a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.jiji.com%2Fnews%2Fhandmade%2Fspecial%2Ffeature%2Fbunshun%2Fphotos%2Fimg_68922f54f1a641d26a758a349ae6afc3214010.jpg)