パキスタン北部で各国の大使らを乗せたヘリコプターが墜落し、ノルウェー大使ら7人が死亡しました。 パキスタン北部のギルギットで8日、パキスタン政府主催の視察ツアーに参加した各国の大使らを乗せた軍用ヘリ3機のうち、1機が墜落し、炎上しました。墜落したヘリには17人が乗っていて、フィリピンとノルウェーの大使、マレーシアとインドネシアの大使夫人、そしてパイロットら合わせて7人が死亡したということです。日本の猪俣弘司大使は別のヘリに乗っていて無事でした。イスラム過激派組織「パキスタン・タリバン運動」が「シャリフ首相を狙ってヘリを撃ち落とした」とする声明を出しましたが、パキスタン軍は「墜落は技術的な原因によるもの」として、テロの可能性を否定しています。