ヤフーが7月28日に発表 した2009年4―6月期(2010年3月期第1四半期)の連結決算は、売上高は676億円で前年同期比3.2%増、純利益は192億円(1株当たり純利益331.07円)で前年同期の191億円(同317.50円)から0.4%増えた。営業利益は342億円で前年同期の328億円に比べ4.1%増、経常利益は340億円で前年同期の324億円に比べ5.2%増だった。 売上高を事業別にみると、広告事業は332億円で前年同期比1.4%減。大手広告主からの広告出稿減少が響いた。広告主の業種別では、主に消費者金融/不動産/人材サービスの出稿が減った。ただし、中小企業を中心に広告出稿が大きく伸びたことと、当期より映像配信サービスのGyaOを連結対象としたことで、全体としては横ばいになった(関連記事その1、その2)。 ビジネスサービス事業の売上高は157億円で、前年同期に比べ12.5%増えた。