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ブックマーク / number.bunshun.jp (5)

  • 鹿島で11年通訳を務める男の仕事論。「通訳の仕事の成果は、試合の勝敗」(寺野典子)

    鹿島アントラーズで、ブラジル人監督の言葉は高井蘭童の言葉として選手に伝えられる。通訳、という仕事は想像よりもずっと試合の結果を左右するのだ。 鹿島アントラーズのベンチ前で、小柄な体躯を引っ張るように腕をあげ、大きなアクションと大きな声でピッチへメッセージを送る男がいる。 隣でその男を見守る監督は、時に自身以上に熱い素振りを見せる姿に動じる様子もない。男の仕事への高い信頼度が伝わってくる。 その男の名は高井蘭童(らんどう)。職務上の肩書は通訳。'95年に柏レイソルで初めてJリーグのクラブで仕事を始め、その後横浜フリューゲルス、大宮アルディージャを経て、2003年に鹿島アントラーズにやってきた。 代表監督に就任したジーコの通訳としても活躍した鈴木國弘氏は、1991年から10年近く鹿島に在籍し、メモを取ることなく、まるでジーコが乗り移ったかのように雄弁な語り口で知られる名通訳だった。 そんな大先

    鹿島で11年通訳を務める男の仕事論。「通訳の仕事の成果は、試合の勝敗」(寺野典子)
    shase
    shase 2014/11/28
  • “弱いロッテ”を変えた強気と度量。里崎は最後まで「野球好き」だった。(田口元義)

    「今日1日だけ、なんとか頑張ってくれ」 5月7日のオリックス戦。伊東勤監督は、左ひざ痛に悩まされていた里崎智也に先発マスクを被らせた。里崎も5人の投手を持ち味である臨機応変なリードで牽引し、打撃でも第3打席にライト前安打を放つなど勝利に貢献。指揮官の期待に応えた。 しかし、この試合が実質、里崎にとってのラストゲームとなった。 12日には左ひざのクリーニング手術を受けた。オールスター前の復帰を目指してリハビリに励んだが、それは叶わなかった。 「そろそろ潮時なのかな? と。気力に体力が追いついてこなかったのが、(引退と決断した)一番の要因だと思います」 9月12日の引退会見。里崎は溢れ出す涙を拭いながら、自らの引き際を語った。 スタジアムにこだました「サットザキ!」コール。 ロッテ一筋16年。里崎が残した足跡を称えるかのように、引退試合となる28日のオリックス戦には大勢のファンがQVCマリンフ

    “弱いロッテ”を変えた強気と度量。里崎は最後まで「野球好き」だった。(田口元義)
    shase
    shase 2014/09/30
  • 1番・ショートは渡さない。荻野貴司の揺るがぬ決意。~復帰した西村ロッテの申し子~(永谷脩)

    連続日一を目指すロッテのスローガンは2年続けて「和」に決まった。チーム一丸となって戦う、というものだ。しかし昨年とは大きく異なる事情がある。長年チームの「顔」として活躍し続けた西岡剛のメジャー移籍だ。 ポスティングシステムを使い、西岡のツインズ移籍が決まったのは昨年の11月。他の球団では選手の移籍を見越して育成に励むのが常なのに、ロッテの場合は全くせずに放出してしまった。この辺りに何とも言えないガードの甘さを感じる。補強と言えば守備には定評がある高口隆行を日ハムから獲得したくらいで、年が明けるまで特別な動きを見せなかった。 こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。 NumberWeb有料会員になると続きをお読みいただけます。 残り: 636文字 NumberWeb有料会員(月額330円[税込])は、この記事だけでなく NumberWeb内のすべての有料記事をお読みいただけます。 有

    1番・ショートは渡さない。荻野貴司の揺るがぬ決意。~復帰した西村ロッテの申し子~(永谷脩)
    shase
    shase 2011/02/14
  • <三浦知良と香川真司の往復書簡> 香川選手との初対戦に秘められた不思議な縁。(Number編集部)

    香川真司 1989年、兵庫県生まれ。'06年C大阪に入団。'09年にJ2得点王となり、'10年にブンデスリーガ、ドルトムントへ。リーグ前半戦は全試合先発し8ゴール。アジア杯2011では日本代表の10番をつけ、準決勝の韓国戦まで全試合に先発出場。チームを決勝に導いたが、韓国戦後に右足小指付け根の骨折が発覚、今季の復帰は絶望的とみられている。 僕は今、ドイツのドルトムントに移籍して、ようやく半年が過ぎようとしています。チームはブンデスリーガで首位を独走していますし、ここまでは何とかいいリズムでプレーできています。 僕が、カズさんのことを初めて認識したのは、小学校1年生のころでした。特にカズダンスにはものすごく影響を受けた記憶があります。あと、シザースのフェイントもよく真似をしていましたね。その2つはカズさんの十八番ですから、特に印象に残っています。 実を言うと、僕はカズさんと小学校1年生の時に

    <三浦知良と香川真司の往復書簡> 香川選手との初対戦に秘められた不思議な縁。(Number編集部)
    shase
    shase 2011/02/03
    なんかいい。
  • 新指揮官の抜擢に応える、荻野貴司の度胸と自覚。~新生ロッテの俊足2番~(永谷脩)

    ロッテの開幕ダッシュの要因は西岡剛、荻野貴司の1・2番コンビが出塁し、井口資仁ら固定されたクリーンアップがランナーを還す、という得点パターンが出来上がっているからだろう。 昨年まではバレンタイン前監督がデータを重視し、試合毎にオーダーを変えていた。これでは選手が結果ばかりを気にしてしまう。そう感じていたのだろうか、西村徳文新監督は開幕前こう語っていた。 「選手を信頼して、固定したオーダーで戦いたい」 1番・西岡とクリーンアップはすぐに決まったが、唯一固定できない打順があった。2番である。果たして「つなぎ役」を誰にするのか。当初は早坂圭介が有力視され、石垣キャンプを終えた直後のヤクルトとの練習試合では、2番を任されていた。ところがこの試合、途中出場した新人、荻野貴司が見事な働きを見せる。西村が注目したのは、ヒットを放った打席ではなく、代走に起用された時のことだった。一塁ランナーの荻野は初球、

    新指揮官の抜擢に応える、荻野貴司の度胸と自覚。~新生ロッテの俊足2番~(永谷脩)
    shase
    shase 2010/04/30
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