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BIOSに関するshase_labのブックマーク (3)

  • 津留雅文の「BIOS開発論」(中)

    差別化の手段として使う BIOSはメーカーにとってハードウェア部品の一部という位置付けが大勢である。というのもメーカーが何らかの付加価値をつけるには,その機能がBIOSを経由してシステムに反映されなければならないからだ。従ってBIOSは,ハードウェア同様メーカーの責任の範疇ということになる。 メーカーとして部品の標準化を考えると,このアプローチは有益な手段となる。モデル間のハードウェアの差分をBIOSレイヤーで吸収し,上位ソフトウェア・コンポーネントを共通化することにより,メンテナンス性,品質向上に寄与し,開発コストを低減させるからだ。 製品の優位性を確保する方法として価格やコンセプトなどもあるが,ここでは技術に焦点を当てる。技術面で差別化の方法論を考えると,以前はシステムのコアロジックを独自開発したり,ボードの省スペース化を狙った周辺機能の高集積化などが行われてきた。しかし最近では,CP

    津留雅文の「BIOS開発論」(中)
  • 津留雅文の「BIOS開発論」(下)

    図3●BIOSとOSとの関係 新しいインタフェースの導入はBIOSによる対応が欠かせない。デバイス・ドライバがすでに市場に浸透し簡単に変更することが難しい場合は,エミュレーションのレイヤーを下げBIOSもしくはハードウェア・レベルでのエミュレーションが必要となる。 図4●USBによるPS/2キーボードのエミュレーション OSのインストーラやブートローダーは,システムの起動に必要なコンポーネントを初期化するプログラムを起動してから,徐々に複雑なハードウェアを起動するようになっている。OSの起動プロセスが進行しUSBスタックが有効になるまではPS/2を使うしかない。また,16ビット処理系のアプリケーションなどは,BIOSを経由せずにダイレクトにキーボード・コントローラのI/Oポートをアクセスするものもある。そこでPS/2相当の機能をBIOSでエミュレーションする。 新技術導入に関する基的な考

    津留雅文の「BIOS開発論」(下)
  • 津留雅文の「BIOS開発論」(上)

    従来機と互換性のないパソコンは市場に受け入れらない。既存のハード/ソフト資産との互換性を保つ要がBIOSだ。1Mバイトに満たないサイズで23年間のひずみを吸収してきた。新機能の導入と互換性維持という矛盾した要求に対処しなければならない。 1981年8月に米IBM社の「IBM PC」が発表されて以来23年が経過した。今ではパソコンと言えばIBM PCまたはその互換機というほどの発展を遂げている。その成功の要因は,仕様を公開してアプリケーションや周辺機器の開発を促したことと,後方互換性を保ち続けたことだ。ここで重要な役割を果たしたのがBIOS(Basic Input/Output System)である。 特定アーキテクチャのシステムを普及させるには,そのシステムで動作するOSやアプリケーションの開発,技術者およびユーザー教育,システム・インテグレータの養成,さらにはマーケティング,販路の開拓と

    津留雅文の「BIOS開発論」(上)
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