The CentOS Projectは2007年4月12日,商用のRed Hat Enterprise Linux 5(RHEL5)のソース・コードを用いて独自にビルドしたLinuxディストリビューション「CentOS 5」を公開した(写真1)。 CentOSは,RHELとアプリケーションの互換性があることから人気が高まりつつある,フリーのLinuxディストリビューション。公開されているRHELのソース・コードから,Red Hat社が知的財産権を持つ商標などの部分を取り除いて開発・提供されている。3月14日(米国時間)のRHEL5の発表から,約1カ月遅れで公開にこぎつけた。 CentOS 5は,RHEL5のソース・コードがベースとはいえ,インストール時にあらかじめ用意されているパッケージ構成は異なる。RHEL5には,用途や規模により4種類のパッケージ構成が用意されている。サーバー向けは2種
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