ReactOS Foundationは10日(米国時間)、、Windows互換環境を目指し開発が進められるReactOSの最新版「ReactOS 0.3.1」をリリースした。対応プラットフォームはIntel x86、インストール不要なLive-CDのほか、エミュレータのQemuおよび仮想化ソフトVmwareに対応するイメージファイルが提供される。 2006年8月以来約6ヶ月ぶりとなる今回のリリースでは、ブートローダ「FreeLoader」を改良、NT系のOSでカーネルシステム「NTOSKRNL」との互換性が向上した。IRQ関連やバスのサポートなど、ハードウェア抽象化層(HAL)も大幅に修正されたほか、ライブラリ「cmlib」の追加によりレジストリのサポートも改善された。VMwareが正しく認識されるようになるなど、エミュレータ/仮想化ソフトへの対応も前進している。 なお、RectOS 0.