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ブックマーク / xtech.nikkei.com (9)

  • (1)フェムトセルはユーザーにどんなメリットをもたらすのか?

    これまでの携帯電話サービスを変える可能性を持った新技術が登場した。ユーザー宅内に設置可能な超小型の携帯電話基地局「フェムトセル」だ。家庭の商用ブロードバンド回線にフェムトセルを接続し,家庭内に携帯電話の基地局を作れる。携帯電話の基地局といえば,これまでビルの屋上や鉄塔上に陣取る巨大な構造物だったが,それが手のひらサイズまで小さくなり,家の中にやって来るのだ。 フェムトセルの存在が初めて格的に表舞台に姿を現したのは,2007年2月にスペイン・バルセロナで開催されたモバイル業界で最大級の展示会「3GSMWorld Congress 2007」において。スウェーデン・エリクソンや韓国サムスン電子,NEC,英ユビキシス,英アイピー・アクセスなど世界中のベンダーがこぞって製品やソリューションを展示。実稼働している姿を初めて一般公開した。 フェムトセルのチップセット・ベンダーである英ピコチップ・デザ

    (1)フェムトセルはユーザーにどんなメリットをもたらすのか?
    shib_h
    shib_h 2009/05/01
    [Femtocell]
  • “未熟な傑作マシン”だった「iPhone」,使ってみて初めて分かった実像

    6月29日の発売当日に「iPhone」を入手してから数日が経過。使い方にも慣れてきたことで,iPhoneの実像が見えてきた。それを一言で表すとすれば「未熟な傑作マシン」ということだ。 現時点でのiPhoneは,テキストのコピー&ペーストができないといった致命的な問題があり,決して満点を与えられる製品ではない。しかし,「マルチタッチ・スクリーン技術」を利用した革新的なユーザー・インタフェースなど,これまでの携帯電話やPDA(携帯情報端末)では考えられなかった新鮮な機能が数多くある。「iPhoneは世界の携帯電話を一変させる潜在力を有している」。実際にiPhoneを使ってみて,改めてそう感じた。 映画のワンシーンに誘うユーザー・インタフェース iPhoneのさまざま機能を紹介する前に,まずはiPhone最大の目玉であるユーザー・インタフェース(UI)の話から始めたい。 「なぞる」「スクロールす

    “未熟な傑作マシン”だった「iPhone」,使ってみて初めて分かった実像
  • フェムトセル基地局の個別免許は必要,と総務省

    総務省は2008年9月3日,フェムトセル基地局の導入に向けた制度整備を行うための電波法施行規則の一部を改正する省令案について,電波監理審議会から原案を適当とする旨の答申を受けたと発表した(発表資料)。合わせて,7月9日から8月11日までの間に行った意見募集に対して寄せられた意見と,総務省の考え方を公表した。 公表された意見書によると,イー・モバイル,ウィルコム,NTTドコモ,KDDI,ソフトバンクモバイル,ザ フェムト・フォーラムなどが総論として賛成を表明した。ただし,同フォーラムは「フェムトセル基地局の個別の免許を不要とすべき」と主張したが,総務省は「空中線電力が0.01W 以上で混信防止機能を有していないことや,通信の相手方である無線局からの電波を受けることによって自動的に選択される周波数の電波のみを発射するものではない」ことを理由に,免許を要しない無線局や包括免許の対象無線局とするこ

    フェムトセル基地局の個別免許は必要,と総務省
  • 【デスク河井保博が透かし見る】「フェムトセル」が携帯電話を一変させると面白い

    久しぶりにワクワクするトピックが出てきた。「フェムトセル(Femtocell)」である。スウェーデンのエリクソンが11月に発表した「ホーム・ベースステーション」が,このフェムトセルという概念に基づく(関連記事)。 Femtoというのは,ミリやナノと同種の,単位に付ける接頭辞で,10のマイナス15乗を意味する。ナノの100万分の1,ピコの1000分の1である。一方のセルは,無線通信で一つの基地局がカバーするエリアを。つまりフェムトセルは,「非常に小さいカバーエリアの基地局を使った無線通信」という意味である。面白いのは,フェムトセルでは基地局を家庭内,あるいはオフィス・ビル内に置くことを想定している点だ。 例えば家庭に設置する場合,フェムトセルの基地局からはブロードバンド回線を経由して携帯電話網に接続する。基地局に当たるアクセス・ポイントは,ユーザーやインテグレータ,あるいはプロバイダのような

    【デスク河井保博が透かし見る】「フェムトセル」が携帯電話を一変させると面白い
  • 【固定と携帯の融合】フェムトセルで内線電話が一変

    2008年は企業の内線システムの分野で,固定電話と携帯電話の融合が一層進展しそうだ。 現在は,無線LANデュアル端末を使ったNTTドコモのPASSAGE DUPLEなどのサービスがその市場に挑んでいる。しかし400万台以上が企業に導入されたと言われる構内PHSを置き換える存在にはなり得ていない。 その代わりに「携帯電話だけで済ませる」という新しい波が打ち寄せている。ソフトバンクモバイルが2007年初頭に開始した音声準定額プラン「ホワイトプラン」などを使って,携帯電話そのものを内線電話の代わりに使うケースが増えてきている。このような利用法に加えて2008年は,固定回線を上手く活用し,携帯電話中心の利用をさらに利便性の高い形にする動きが見えてきた。「フェムトセル」が2008年後半にも登場する見通しとなったからだ。 フェムトセルとは,ユーザー宅やオフィス内に設置可能な超小型携帯電話基地局のこと。

    【固定と携帯の融合】フェムトセルで内線電話が一変
  • ドコモのFMCサービス「ホームU」を検証

    NTTドコモが2008年6月下旬から開始した「ホームU」は,FOMA/無線LANデュアル端末「N906iL onefone」を使い,家庭内で無線LANを使った高速パケット通信を可能にするサービスだ。コンシューマ向けでは初となる同社のFMCサービスを検証してみると,そこからNTTドコモの真の狙いが見えてきた。 NTTドコモの「ホームU」は,最大54Mビット/秒の無線LAN(IEEE 802.11a/b/g)機能を備えたFOMA/無線LANデュアル端末「N906iL onefone」(写真1)を使ったサービス。月額1029円の利用料を支払うことで,自宅から無線LAN経由のiモード・パケット通信が無料になる。さらに無線LAN経由で050番号のIP電話としても利用でき,ホームUユーザー向けの通話が無料,それ以外への通話は通常よりも約3割安くなる。

    ドコモのFMCサービス「ホームU」を検証
  • iPod touchやPSPでどこでもネット接続、3G対応の持ち歩ける無線LANルーターが8月末にも登場

    通信システム構築を手がけるコミューチュアは2008年8月1日、持ち歩き可能な無線LANルーター「PHS-300 Personal Wifi Hotspot」(写真)を8月末にも発売すると明らかにした。この製品は電池で駆動し、携帯電話の電波が届く場所であれば、どこでも無線LANアクセスを可能にする。通常は無線LAN環境がない場所で、無線LANしか通信機能を内蔵しない機器でインターネット接続する用途に向く。 PHS-300はUSBポートを搭載し、イー・モバイルやNTTドコモが提供する第3世代携帯電話の通信モデムを接続できる。さらに1800mAhの大容量電池を内蔵。通信し続ける場合で1時間30分、ほとんど通信しない場合で3時間の連続使用が可能だ。携帯電話の電波と無線LANの電波を変換し、いつでもどこでも無線LANスポットを作り出すような装置となる。 現在、コミューチュアが技術基準適合証明の取得を

    iPod touchやPSPでどこでもネット接続、3G対応の持ち歩ける無線LANルーターが8月末にも登場
  • 第6回:XPの継続利用はますます面倒に

    Windows XPの継続利用のハードルがますます高くなる。パソコンメーカー各社はこの6月末でXP搭載モデルの販売を終了したのに続き、来年1月にはVistaからXPへの「ダウングレードサービス」も一斉に終えるもよう。マイクロソフトはVistaへの移行をやんわりと迫る。 ダウングレードサービスとはVista搭載モデルのOSをパソコンメーカー自らがXPに入れ替えて顧客に納品するサービスのこと。メーカー各社はXPを収めたメディア(CD-ROMなど)を複製し、ダウングレード用としてパソコンに添付するのを認める契約をマイクロソフトと交わした上でサービスを提供している。1台当たりの料金はNEC、デル、レノボ・ジャパンは無償。日ヒューレット・パッカードが2100円、富士通は4200円だった。 来年1月以降、マイクロソフトはこの複製・添付許諾契約を認めない方針とみられる。すでに一部のメーカーには通達した

    第6回:XPの継続利用はますます面倒に
  • フェムトセル契機にコア網をIP化,“ソフトバンク版NGN”が進行中

    ソフトバンク・グループは2008年5月,社員を対象とした超小型基地局「フェムトセル」のフィールド実験を開始した。6月からは地方都市で一般のユーザーを対象にフィールド実験を展開する計画だ。実はその裏で“ソフトバンク版NGN”といえる携帯コア網のオールIP化が進行している。狙いは携帯インフラのコストを大幅に抑えることだ。 ソフトバンク・グループは,今秋にもフェムトセルの商用サービスを開始する計画である。総務省が予定する制度改正によって,ユーザー自身のフェムトセル設置が可能になるからだ。 同グループはフェムトセルをきっかけに,携帯コア網の低コスト化を実現しようとしている。フェムトセルを収容するバックボーン側の携帯コア網として,オールIPのネットワーク構築を進めているのだ(図1)。ソフトバンクモバイルの宮川潤一取締役専務執行役C T Oはその理由について,「以前ADSLサービスを提供する際,バック

    フェムトセル契機にコア網をIP化,“ソフトバンク版NGN”が進行中
    shib_h
    shib_h 2008/07/03
    [フェムト]
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