今年の2月、5年間お世話になったリクルートを退職し、NEWPEACE Inc.に参画した。(自分の会社も作ったが、それはまたこんど。) 久しぶりの方向転換だったので、話が出て、決意し、さらに転職後と、実に足掛け1年もの間、その意味合いについて考えていた。すると、過去の自分が嵌まり続けた(そして周りに迷惑をかけた。)悪循環と、そこからの脱出、という構図が見えてきた。 この類の話については、知らんがなという声もあるに違いない。が、僕と似た人にとっては、役立つとまでいかずとも共感はできる内容だと思うし、何より、当人にとっては、晒け出してこそ救われるという面がある。ということで、記録と鎮魂の意味を込めて文章にしておく。 僕についてリーマンショックの傷跡も生々しい2010年、大学院を卒業して社会に出た。新就職氷河期、という言葉ができるくらいには厳しかった就活市場だったが、運良くとある消費財メーカーと
![秀才という病|村上 明和(Akio Murakami)|note](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0478025b7a52883c033f2bb490cde2f2fd1b9c7b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fassets.st-note.com%2Fproduction%2Fuploads%2Fimages%2F7007053%2Frectangle_large_type_2_066dbc3e0d10b6485d0549e1fca259d9.jpg%3Ffit%3Dbounds%26quality%3D85%26width%3D1280)