竹井 優といいます。 株式投資歴は約3年で、日本株、中国株、米国株に国際分散投資しています。 株式投資はパーシャルオーナーとして、長期的な企業価値向上を狙うのが基本だと思います。しかし、プロも含めて投資家の多くはリターンを数ヶ月単位でのみ考える傾向があります。 この結果、損失回避や目先の含み損に対する恐怖、自己帰属バイアスなど人間心理が日々の値動きに大きく影響を及ぼし、割安株や割高株などのアノマリーが生まれます。 心理学的な投資行動とそれによるアノマリーを扱う学問が行動ファイナンスで、本ブログも折々行動ファイナンスを取り上げていきます。 また投資では「専門家」のファンダメンタル分析が重視されますが、実際にはアナリストの格付けはリターンに相関がなく、彼らの収益予想も全くあてにならないものであることが知られています。こうした定性分析の難しさやあてにならなさにも触れていければと思います。