毎年紅葉の見頃の時期を迎えると、あまり観光客の多い有名な場所はなるべく避けて、静かに紅葉を楽しめる場所を探すことが多いのだが、21日に訪れた茨木市の大門寺の紅葉は素晴らしかった。今年もいくつかの紅葉を楽しんできたのだが、なかでも大門寺の紅葉が一番気にいった。 大門寺は今年の新緑の頃にいくつかの古刹とともに訪れて、以前このブログに書いたことがある。小さなお寺ではあるが、参道も境内の紅葉は本当に美しく、別世界に来たようだった。 駐車場から参道を歩きはじめると、途中から空気が一変する。樹高15mはありそうな楓の木が参道に何本も伸びて枝を広げて太陽の光を遮っている。下から紅葉を見上げると実に色鮮やかである。 これが大門寺の山門である。この山門は南に向いているのだが、紅葉が空間を支配しているために陽光が少なく、またわずかな木漏れ日が周りの紅葉や白壁の美しさを一段と際立たせている。門には「摂津国八十八
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