【編集部から】 すでに日常生活の一部として切り離せなくなった感のあるインターネット。パブリックとプライベートを併せ持つ領域で、「ネットカルチャー」と呼ばれる現象がたち現れてきました。これらの現象に対して、新進の社会学者が社会システム理論などを駆使し、鋭く切り込みます。 第1回 「他愛もないメール」の不思議 −顔見知りとメールをすることの機能− 第2回 「ネカマ」の不思議 −誰もがジェンダーを無効にできる世界− 第3回 「ネット読書」の不思議 −ページをめくらない読書は読書なのか− 第4回 「ネットオークション」の不思議 −見えない相手の何を信頼するのか− 第5回 「悪趣味ゲーム」の不思議 −個別の動機付けは何を反映しているのか− 第6回 「出会い系」の不思議1 −「メル友」は友達以上になれるのか− 第7回 「出会い系」の不思議2 −見知らぬ
【編集部から】 すでに日常生活の一部として切り離せなくなった感のあるインターネット。パブリックとプライベートを併せ持つ領域で、「ネットカルチャー」と呼ばれる現象がたち現れてきました。これらの現象に対して、新進の社会学者が社会システム理論などを駆使し、鋭く切り込みます。 匿名掲示板「2ちゃんねる」が、最近あちこちで話題になっている。昨年あたりからマスメディアで取り上げられる重大事件に一緒に登場することが多く、ネットの外側でも注目を集める「2ちゃんねる」だが、ネットの中においても、数の上でのその注目度は増す一方のようだ。 ネットリサーチ会社「JAR」の独自の調査によると、「2ちゃんねる」のドメインごとのアクセス量は全体で10位、コミュニティサイトの中では「tcup」に続いて2位となっている。「tcup」も「2ちゃんねる」と同様に「掲示板」という形で運営されるサイトだが、個別に設置され
正義感とか、観念的な話で盛り上がるのもいいけど、学術的、定量的研究をもとにして話をするとエラい人に見えるかもよ。ということで、タダで全文あるいはアブストが読める研究論文をいくつか。 2ちゃんねるが盛り上がるダイナミズム……アブストのみ無料。大学などからは全文閲覧可能。また、http://www.miv.t.u-tokyo.ac.jp/papers/matumura_IPSJ_2ch.pdfで公開されている。フレーミングは議論を阻害するか : 2ちゃんねるは何故面白い?……アブストのみ無料。大学などからは全文閲覧可能ネットに媒介される儀礼的パフォーマンス : 2ちゃんねる・吉野家祭りをめぐるメディア人類学的研究……全文閲覧可能2 ちゃんねる研究 改訂版……1番目の論文の著者の松村真宏氏による電子掲示板上のコミュニケーションにおける自己開示の返報性と感情的側面に関する分析……アブストのみ無料。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く