僕はこの荒れはてた世界を歩き続けながら 狂気の沙汰の中でも希望の光を探している すべての希望は枯れてしまったのか?と自問しながら この世界には苦痛と憎悪、そして貧困しか残っていないのかと… 今からさかのぼること49年…英国のミュージシャン、ニック・ロウはこの“完璧なメロディ”と言っても過言ではない珠玉のメッセージソングを発表した。 ニックはアメリカ音楽への造詣が深く、カントリーなどのルーツミュージックへのリスペクトを払いながらも、見事なポップミュージックへと昇華させたオリジナルソングを世に送り出してきた男だ。 この「(What’s So Funny ‘Bout) Peace, Love, and Understanding」[※曲タイトルはバージョンによって1974年に発表されたこの「What’s So Funny’Bout Peace, Love & Understanding?」と表記