長い間、私自身も含めて、「渋谷」は「she4 gu3」だった。 ある日、生徒と日本の地名の中国語発音の話をしてたときのこと。 「半蔵門」の「蔵」は名詞なの?動詞なの? それによって、「zang4」か「cang2」かが決まる。 たしかに地名の由来が忍者「服部半蔵」。 ならば、動詞(半分隠す)より名詞(半分の宝)のほうが近い。 つまり「半蔵門」は「ban4 zang4 men2」だ、 という結論にたどり着いた。 さて問題の「渋谷」はどうなの? そりゃ簡単。「渋」は「渋い」の「渋」なわけだから、 「se4」と発音するんじゃないの? それはそうだけどね,本来は...。 実は台湾では誰かの勘違いで、 「渋谷」が「渉谷」として定着しているのだ。 本来「渋」の繁体字は「澀」だが、 見た目が近いせいか、いつ、だれかの勘違いで「渉谷」と伝わりはじめ、 結局、今の台湾人にとって「渋谷」は「渉谷」だ。 台湾語参
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