反体制な内容で売れたフィクションなんて児童文学くらいにしかなくて。 この辺を見ている人たちがぎりぎり覚えているのが「ぼくらの七日間戦争」か、もっと古ければ 「宿題ひきうけ株式会社」「チョコレート戦争」くらい。 反体制なんて、本当、現実の権力を相手にした内容にしたところで、どちらの勢力も難癖つけて流行らせてくれないいっぽう、 ゾンビ映画の脚本に「これって人種問題が関わってますよね」みたいな深読み勢力を味方につけられれば十分流行るので、 適当な出来事をなにかに仮託して語るのが一番無難。 それが前出の3作品。