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ブックマーク / salon.mainichi-kotoba.jp (4)

  • 消化管の中は「体内」か「体外」か

    鳥にべられて分布を広げる昆虫。卵が「鳥の体内で移動」とありましたが、学問的に消化管の中は「体外」とされることがあります。生物学の研究に関する原稿で、卵は消化されて鳥の体内に入ってしまうと生き延びられないため、厳密に表記した方が良いのではと提案しました。 同意を得て「鳥に運ばれて移動」と修正しました。 消化管の中は体外であるという捉え方については、「『ちくわの穴』は、『ちくわ』ではない」という説明がイメージしやすいでしょうか。体の外から物が入り、排出される一の管であると考えられるためです。 関連記事:人体は「ちくわ」 消化管の中は体の外(毎日新聞医療プレミア)

    消化管の中は「体内」か「体外」か
    shidho
    shidho 2024/02/21
    子宮は卵管経由で体内につながってるんだよな(卵巣は子宮とつながってない。体内に浮いてて卵管の端がそこに接近して取りに行く)。片方の卵管が塞がっていても体内を卵子が漂って反対の卵管にたどり着いた例がある。
  • なぜ「ウサギ年」より「卯年」と書いた方がよいのか

    「ウサギ年」ではなく「卯(う)年」と呼ぶのが適切としたツイートに、国語辞典編者の飯間浩明さんが否定的な反応をしました。至らぬ点を反省しつつ、書き言葉では卯年の方がよいと判断するわけを説明します。 1月4日の毎日新聞校閲センター運営のツイッターで〈2023年は「卯(う)年」。ウサギは卯年に割り当てられた動物ですが、暦としては「ウサギ年」ではなく「卯年」と呼ぶのが適切でしょう〉と記しました。 これに対し、国語辞典編者の飯間浩明さんから以下のツイートがありました。 〈暦としては「ウサギ年」ではなく「卯年」と呼ぶのが適切〉とのことですが、これはやはり報道の内規レベルのものと思います。現に「うさぎ年」でニュースを検索すると普通に出てくるし、会話では「うどし」より「うさぎどし」が伝わりやすい。二者択一という印象を与えるのは好ましくないでしょう。 https://t.co/NIasE6VAoA pic.

    なぜ「ウサギ年」より「卯年」と書いた方がよいのか
    shidho
    shidho 2023/01/15
    あんなに話題になるのに今年どこでも見なかったんだが、ベトナムの干支では「卯年」は「ネコ年」なんだよね。つまり、十二支の始まり、の昔話は国によっては成り立たないの。飯間氏もそこまで踏まえてないでしょ。
  • ギョーザの漢字は? チコちゃん、それはないよ

    NHK「チコちゃんに叱られる!」でチコちゃんが「ギョーザ」を漢字で書く問題を出しました。豊川悦司さんが書いたのは「飠」に「交」と「子」。これをチコちゃんは不正解としました。それはないよ。チコちゃん、トヨエツにダメ出ししてんじゃねーよ! 「しょくへん」が「飠」ではダメなのか トヨエツこと豊川悦司さんがNHK「チコちゃんに叱られる!」に出た回。チコちゃんが出演者に正解されて「ボーッと生きてんじゃねーよ!」という決めぜりふを言えない悔しさを紛らすために「ギョーザ」を漢字で書く問題を出しました。 豊川さんがボードに書いたのは、おちゃめなことに「飠」の右にギョーザの絵。その下に書かれていたのは「飠」に「交」の「子」でした。 これをチコちゃんは不正解としました。正解は「餃子」で、「しょくへん」の下は「二」みたいな横線でなければいけないということです。 それはないよ。チコちゃん、トヨエツにダメ出ししてん

    ギョーザの漢字は? チコちゃん、それはないよ
    shidho
    shidho 2020/10/05
    こうやって間違いを集めまくったところで「チコちゃんが叱られる」を特番として放送するに決まってるような気がしないでもない。
  • どう違う?「◯回目」と「◯度目」

    「聖子ちゃん! 3度目の結婚、おめでとうございます! 4回目がない事を友達として心から願っております! 5回目ぐらいはオレとしようぜぇ~~!! ワイルドだろぉ~~!!!!」 松田聖子さんの結婚を受けた田原俊彦さんのブログです。芸能ニュースに取り上げられたのは主に「5回目ぐらいはオレと」の軽いノリの部分ですが、私がハッとしてグッときたのは「3度目」「4回目」の使い分けです。 というのも、結婚発表当日たまたま飯田朝子・中央大教授のお話を聞く機会があったからでした。飯田さんは「数え方の辞典」(小学館)などの著作がある、日語の助数詞に詳しい方。そこで「回」と「度」の違いについて教わり、目からウロコが落ちる思いをしたのでした。 かいつまんでいうと「度」は繰り返しが期待されない数え方で、「回」は繰り返しが予測・期待される数え方ということです。「仏の顔も三度まで」はそれ以上はないので「度」、恒例イベン

    どう違う?「◯回目」と「◯度目」
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