その報道が誘導する「正論」を真に受ける事で、自分の正しさと賢さを確信できたのだから。 池田信夫氏のブログとgigazineに掲載されていた、毎日新聞の英語版サイトに関するエントリを読んで、既存のマスコミを声高に罵る事は容易なんだけど、私たちにはそれに替わる判断基準が無い、という思いに捕われた。 例えば、池田氏の主張や提起は、特に放送行政や著作権の分野で深い知見や高い見識を感じさせるものがある。だが、彼の主張を一から十まで真に受けていると、未来永劫IPv4が繁栄しそうな気になってくる。ちょっとヤバげ。 じゃあgigazineについていこうかと思っても、あそこは割りと古いガセネタを真に受けている事があったりするからなぁ。眉に唾を付けながら読んだ方が、良さそうだ。 それでは、アルファギークの誉れも高い小飼弾氏に判断基準のゲタを預けちゃおうかとしても、小飼氏が絶賛していた日垣隆氏の著作は、コピペ本