「Hooked ハマるしかけ 使われつづけるサービスを生み出す[心理学]×[デザイン]の新ルール」を読んだ。 サービスが「使われ続ける」ためには、顧客の「習慣」をいかにして作るかが重要だ。そこで「習慣が作られる過程」を以下の4つのフェーズで考えている。 トリガー アクション リワード インベストメント トリガー・アクション・リワードで行動が強化されるって話は心理学を学んだ人ならよく知っている話。スキナー箱の実験とかパブロフの犬とかを聞いたことがある人も多いのではないかな? 僕もそこまでは知っていたのだけども、この本を読んで盲点に気づいた。これらの実験には当たり前だけどビジネスの視点はない。 ビジネス視点、つまり、自分が作ったサービスをユーザーに使ってもらおうと考えた時には、トリガーのコストが問題になる。トリガーは無償ではない。広告を打つのにもお金がかかる。そこで、ユーザが自分自身をトリガー