ドーハで行われていたワシントン条約締約国会議で、大西洋・地中海産クロマグロの国際商業取引を原則禁止するモナコ提案が大差で否決された。日本外交、久々の快挙である。宮原正典日本政府代表らの地道な努力が報いられたのだろう。 宮原代表が言っていたようにモナコ案は「科学的根拠に基づかない≪感情的≫提案」であった。それが日本代表団の尽力で無記名投票になった結果、各国はシガラミに囚われることのない常識ある投票が出来たことも勝因の一つだろう。 モナコ提案に賛成が20カ国、反対が68カ国、棄権が30カ国という結果は、シーシェパードという真の動物保護とは無関係な金目当ての反日テログループの活動と、それと連携して賞を取り、名を売ってこれまた金を稼ごうという、隠し撮りや盗撮を主体とするアンフェアーな撮影方法や表現などを用いて制作された米映画「ザ・コーヴ」に対して、多くの常識ある国々の代表達は「不快感」を持っていた
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