県調査の鉄軌道ルート、3案提示 Tweet 県が検討する鉄軌道ルート [画像を拡大] 政治 2013年6月7日 09時51分(6時間29分前に更新) 沖縄本島への鉄軌道導入を目指し県が2012年度実施した「実現化戦略調査」結果が、6日までにまとまった。那覇空港から沖縄市などを経由し、名護市まで13の拠点駅を置く総路線延長約69キロのルートを検討。建設費を概算で5600億円と積算した。県が鉄軌道実現へ向けて具体的なルート案と建設費を示すのは初めて。インフラ部分を全額、国などが負担し運行事業者は運行に専念する「上下分離方式」を採用すれば運輸収入で経費をまかなえ、単年度黒字化は可能と試算した。 始発の那覇空港から沖縄市まで約24分、終点の名護市まで約58分で結ぶ。県は同ルートでA案、B案、C案を柱として示した。 実現すれば、工事着手まで10年から15年、工事期間は約10年とされ、開通は最短で20