【ニューヨーク=有光裕】米インターネット大手ヤフーが、経営再建に向けて、検索や広告など中核のネット事業の売却を視野に入れた検討を始めたことが分かった。 米メディアが伝えた。事業構造を大胆に見直し、財務基盤の強化を急ぐ狙いがあるとみられる。 米メディアによると、ヤフーは2~4日に取締役会を開き、対応を協議する見通しだ。ヤフーはネット検索の草分け的存在で、利用者も多いため、買い手が見つかる可能性が高い。本業を売却し、投資会社のようになる可能性もある。ネット事業の売却は、経営方針を巡って対立する投資ファンドなどが求めている。 ヤフーは、情報検索サービスでライバルのグーグルなどに利用者を奪われているほか、広告事業も伸び悩み、業績が低迷している。
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