パラグアイの首都アスンシオンにある先住民の居住地域。先住民の少女は特に性的搾取の対象になりやすいというPhoto: Dado Galdieri / The New York Times コロナ禍の南米パラグアイで、女性や子供に対する性暴力の問題が深刻化している。 英紙「ガーディアン」によれば、6月29日にパラグアイ南部のイタプア県で、先住民グアラニー人の少女(12)が26歳の男性から性的虐待を受けた末に殺された。 【画像ギャラリー】世界のセレブリティたちのマスク姿 また、6月26日には、北東部の都市ペドロ・ファン・カエバロに暮らす11歳の少女が帝王切開で出産した。少女は14歳の少年にレイプされて妊娠していた。 人権NGO「イークアリティ・ナウ」によれば、パラグアイでは15歳未満の少女の推定2割が性暴力を経験しているという。また、パラグアイの青少年の人権擁護団体「CDIA」のアニバル・カブレ